夢かうつつの雪魚堂 紙雪の舞う百鬼夜行

著:世津路章 / イラスト:Tamaki

この店で取り扱うのは、美しい和紙に写し取られたあなたの中の「真実」だけ。
常世と現世のあわいにある、日本橋の紙問屋《雪魚堂(せつなどう)》。そこを訪れる客は、白銀の紙雪が舞う不思議な百鬼夜行に誘われるという。転職活動中の猪瀬成海(いのせ・なるみ)は、ある日雪魚堂に迷い込み、黒ずくめの少年・カナと、胡散臭さ満点の店主名代・魚ノ丞(なのすけ)に出会う。次の勤め先が見つかるまで、その店の手伝いをすることになった成海は、様々な心の痛みを背負った客人たちとの交流の中で彼女自身も忘れていた、ある「真実」へと辿り着くのだが――。
目次
  • 目録(もくろく)ノ壱 泪鹿の子(なみだかのこ)、蓑亀(みのがめ)に七福神の宝物
    目録ノ弐 矢絣(やがすり)、燕求むは葡萄(ぶどう)か空か
    目録ノ参 鮫小紋(さめこもん)、老若松(おいわかまつ)に月光降りて
    目録ノ肆 淡雪(あわゆき)ととけるか かつて忍んだその声の
    目録ノ伍 青海波(せいがいは)、ここより永久(とわ)に陽が照らし

発売日:2022年5月20日 価格:814円(本体740円+税10%)

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