キャラクターインタビュー
――尾道と神来島はいかがでしたか?
尾道はやっぱり、歴史の厚みというか……文化の豊かさを感じる場所でしたね。本当にとにかく神社仏閣が多いですし、街並も昔ながらの雰囲気と新しい物が交じり合っていて。また行きたいです。神来島は、何て言うか本当にめまぐるしかったので、また次の機会に、ゆっくり泊まって一日過ごしてみたいですね。すごくゆったり時間の流れる場所なので。あと、ご飯が美味しかったです。
最終日の昼飯に出た海鮮丼、ガッツリ食ってたもんな。俺は、今度こそ釣果持って帰りたいスね。尾道はラーメンが美味かったっす。本場で尾道ラーメン食べたのは初めてだったんスけど、何て言うか懐かしい味で。東京に住んでた頃の行きつけのラーメン屋が、「尾道ラーメン」とは名乗ってなかったんだけど醤油ベースで背脂浮いたラーメン出してて、昔っから大好きで。それ食って育ったんで、俺(笑)
東京に居たのに尾道ラーメンで育ったんだ。
おう、養父のヤツ、俺の機嫌が悪くなると、しょっちゅう連れてってくれてたかンな。
なるほど……広島で暮らしてた頃に好きだった味を、お養父さんが見付けてくれたのかもね。
ンな上等なジジイじゃねーよあんな奴。多分、本人が好きだっただけだぜ。
――大変だったことは?
体力不足ですね!! すみません、鍛えます!
しょっちゅう肩で息してたもんなお前(笑)俺は夜の場面スかね……人よりは夜でもよく見える方なんスけど、にしたって暗いわ、時雨れるわ。
泳ぎは? 今回めっちゃ泳いだでしょ。
いや、泳いでねえ。浮いてた。つか、自分じゃ浮けもしねーのは、もうどうにもなんねえな。
――印象に残ったことは?
一括りに「瀬戸内」でも、尾道と神来島だと、全然印象が違うことですかね。瀬戸内海の多島美はどちらも素晴らしいですけど、空気の色が違うなあって。
俺は神来島の屋外にいる時間がムチャクチャ長かったんで、島の岩肌とか山の植物とかばっかり頭に残ってますね。
――オススメのポイントをどうぞ。
怜路の涙ですね(笑)
うぉい、ネタバレ情報!!
どんな涙だったのかは是非本編で、ってことで。怜路は?
俺は……巨大化白太さんだな。
――最後に一言お願いします!
3巻は、おれはサポート役で、ゲストの方や怜路が試練に直面したり、乗り越えたりする感じです。特に怜路は、2巻で凄くおれのサポートをしてくれた分、ホント「今回は怜路のターン!!」って感じなので、怜路ファンの方は是非ご注目下さい。
あー……、何か今回は、慣れねえ感じの役回りだったんでメッチャ疲れました(笑)この作品で「主役」張るってなあ、こんな大変なんかと……。日頃「主人公」やってる美郷のこと、ちょっと見直しました。キツかった分だけは見所も多いと思うんで、楽しんで貰えりゃいいなと思いマス。
――お二人とも、ありがとうございました!