ことのは文庫

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陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―

陰陽師と天狗眼 ―冬山の隠れ鬼―

陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―

陰陽師と天狗眼 ―冬山の隠れ鬼―

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陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―

陰陽師と天狗眼 ―冬山の隠れ鬼―

古より怪異と隣り合わせの町・広島県巴市。
巴市役所の「危機管理課特自災害係(通称もののけトラブル係)」に採用された、
出雲の高名な陰陽師一族出身ながら、少し訳ありの黒髪美青年・宮澤美郷と、
幼い頃に在野の天狗を名乗る男に拾われ、フリーの山伏となった
金髪・緑銀眼の熱血系イケメン・狩野怜路。
いきなり同居することになった異色のふたりが、
現代に起こる怪異を華麗に、そしてお役所仕事に追われながら解決していくことに――。

広島を舞台に、異色バディがお届けする「もののけ」ファンタジー!
狗神退治を無事に終えた広島県巴市の公務員陰陽師・宮澤美郷みやざわみさとのもとに、
新たな「特殊自然災害もののけトラブル」解決の依頼が舞い込む。
同時にフリーの山伏・狩野怜路かりのりょうじのもとには、出雲から内密に人捜しの依頼が来ていた。
捜す人物は鳴神克樹なるかみかつき。それは美郷の愛する弟だった。
調査を進めるうち、二つの事件に共通のキーワードが浮かび上がる。
それは「鬼ごっこ」――。

広島もののけ×お仕事ファンタジー第2弾!!

▼陰陽師と天狗眼 ―巴市役所もののけトラブル係―▼

▼陰陽師と天狗眼 ―冬山の隠れ鬼―▼

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  • 宮澤美郷

    公務員として働くために、巴市にやってきた陰陽師。
    実は大きな一門の当主の子だが、実家とは絶縁し、別の姓を名乗っている。
    絶縁に至った事件は、業界では有名。
    自身は婚外子で、嫡子の弟がいる。
    引っ越しトラブルで住む家がなくなって公園で途方に暮れていたところを、怜路に誘われて彼の家に下宿することになった。
    怜路曰く「意外と付き合いの良い、美貌の貧乏下宿人」
    ネーミングセンスがなく、ペットの名を怜路に「乳酸菌か」と誹られた。

  • 狩野怜路

    怪異を見通す『天狗眼』を持つ青年。
    チンピラファッションながら、非常に優秀な拝み屋として、地元の不動産業者などに信頼されている。
    幼少期の記憶がなく、家族や仲間との「絆」に恵まれず生きてきた。
    恩人の子を守るために命を捨てる覚悟をしていたところを、下宿人の美郷に救われる。
    美郷曰く「格好だけチンピラのお人好し大家」
    普段は鉄板焼き居酒屋のアルバイター。よく美郷に飯を食わせている。

  • 白太さん

    美郷の体内に棲んでいる「白蛇の妖魔」。
    体は真っ白で赤い目を持つアオダイショウ。
    体のサイズをある程度自由に変えられ、最大サイズの太さは大人の太ももほどもある。
    普段、美郷が起きている間は美郷の体内で眠っており、美郷が眠ると起きだして、周囲のもののけを食べる。
    美郷が襲われると内側から警告したり、咄嗟に身体から飛び出して守ろうともする。
    「白太さん」と常に美郷が呼びかけていたため、「さん」まで含めて自分の名前だと思っている。

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今冬、「コミックブリーゼ」にて、ついに連載スタート。
作画は『売れない漫画家と世話焼きの怨霊さん』や
『峰岸さんや大津くんに食べさせたい』でおなじみの、
三戸先生です!!!
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書き下ろしSS

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九月に入り、秋らしく涼しい気候になって安心したのもつかの間、
暑さがふたたびぶり返したある日のこと。
若干バテ気味の美郷の前に、怜路が運んできたものは――。

『陰陽師と天狗眼』特別編
「白き山に露結びて」
ここに開幕!
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書影が発表になった後、「かっこいい!」「美しすぎる!」という
絶賛の声が寄せられた、本作のカバーイラスト。
作品世界と、主人公二人を完璧に表現し尽くした、
見事なこのイラストをご担当くださったのは、大人気のイラストレーター・カズキヨネ先生。

今回は『陰陽師と天狗眼―巴市役所もののけトラブル係―』刊行記念として
書籍には収録されていない、「美郷と怜路のキャラクターラフ」をご紹介します!

そして、カズキヨネ先生からはキャラクターができあがるまでの作成秘話が、
作者の歌峰由子先生からは、そのキャラクターラフを初めて見た時の感動のご感想が到着。
この機会にぜひご覧ください!
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    この度は「陰陽師と天狗眼」の装画を描かせていただき有難うございました。
    キャラクターの人となりがとても生き生きと書かれている作品ですので、美郷も怜路も本文を読む過程で出来あがったイメージをそのままアウトプットしました。

    普段の美郷の表情は困り眉のアルカイックスマイルで美人な造形を忘れがち、という事でしたが
    装画では全体的な彼の内面を表して影のある冷たい、けれど何かを見つけたような雰囲気で立ってもらっています。

    怜路はヤンキーのような見た目にそぐわない錫杖を持っているというのがすごくツボに来たので装画で抱えてもらいました。
    絶対似合うと確信しているので鉄板焼きバイトコスチュームなど機会があったら是非……!
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    このたびは、カズキヨネ先生に陰陽師と天狗眼の装画を描いて頂き、本当にありがとうございました。ラフも装画も、拝見した時は舞い上がってしまい、一日じゅうフワフワしておりました(笑)

     初めてラフを拝見した時の感想は、「凄い! 美郷と怜路だ!!」でした。超美麗な美郷と超イケメンな怜路にドキドキしたのですが、同時に、間違いなくあの二人だなあと分かる顔立ちや表情で。ラフの美郷は困り微笑なのですが、表紙だと話の終盤に顔を出す、美郷の「素」が前面に出ていて、驚いたのと同時に、変な話ですが「本当にお話の中身から決めて頂いたんだ」という実感が湧いて感動いたしました。

     また、美郷のスタンドカラーシャツが凄く似合っていて大変美々しかったり、怜路の髪型やピアス、錫杖のデザインなど細部が凄かったりと、様々に感動しておりました。本当にありがとうございました。
表紙

陰陽師と天狗眼
―冬山の隠れ鬼―

  • 著:歌峰由子
  • イラスト:カズキヨネ
  • 発売日:2021年12月20日
  • 価格:814円(本体740円+税10%)
表紙

陰陽師と天狗眼
―巴市役所もののけトラブル係―

  • 著:歌峰由子
  • イラスト:カズキヨネ
  • 発売日:2020年8月20日
  • 価格:759円(本体690円+税10%)

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