アトリエ主人の趣味から考えて、キッチンはホーローと2種のタイルでレトロな感じに仕上げてあるといいと思います。
淡い落ち着いた色のタイルを「もっと楽しい色にしましょう!」と言い出して燕くんと一緒に鮮やかな色へDIYする律子さんを妄想してください。

『極彩色の食卓』は、律子さんと燕くんの暮らす古いビルを生活の場にお話が進みますが、
この律子邸、実はけっこう考えられたものなのです。
ここでは重版を記念して、内装と外装をデザインした、もしおさんによるイラストとコメントを紹介します。
お料理がメインのお話ですが、絵を描くひと、一度でも絵を描くのをやめたいと思ったことのあるひとには刺さるお話だと思います。ただしお腹が空くので夜中の読書には注意が必要です。
図面を描いた時、外壁はコンクリート+吹付け塗装のつもりだったのですが、本を読んだら外装がレンガ+ツタが絡まっているとの描写がありヒーヒー言いながらツタを描いたのもいい思い出です。
もしお(@moshio_tsumuri)
みお(@miobott)