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あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人
あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち

あらすじ

あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人

『親友・千尋へ。もし俺の身に何かあったら、この手紙を渡して欲しい』

真琴と千尋が契約夫婦として、
鎌倉の「あやかし屋敷」で
過ごす初めての冬。
一通の、宛先不明の
手紙が見つかった。
それは千尋の亡き親友で、
この屋敷の元所有者・遠原の書いた「遺言」だった。

渡し主のわからないこの手紙と、
あやかしに深くかかわる事件が、
不器用に育まれつつあった夫婦二人の絆を大きく揺るがすことに──!?

  • あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち

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    「鍋の中でコトコトと
    野菜が煮込まれていくような、
    心の解ける音が聞こえる小説です」

    ──作家・額賀澪先生、推薦!

    「──お願いです。
    なんでもしますから、
    私をお嫁にしてください」


    18歳になり、叔父夫婦の家を追い出されることとなった
    七瀬真琴(ななせ・まこと)。

    「──契約として、結婚しませんか。
     七瀬さんには一緒に家を
    守ってほしいのです」


    そんな彼女に、
    肩の上に
    「誰も見ることのできない猫」を
    乗せた作家・
    英千尋(はなぶさ・ちひろ)は
    そう切り出した──。

    これは、鎌倉の
    「あやかし屋敷」を舞台に、
    あやかしに好かれない作家と、
    あやかしに好かれる
    お人よしの「契約夫婦」が、
    友人から預かった大切な
    その屋敷を守りながら、
    心惹かれあっていく物語。

    イベント「額賀澪書店」でも
    取り上げられた名作
    『最後の夏に見上げた空は』
    発表から17年。
    住本優先生が満を持して放つ、
    優しさあふれる物語を、
    どうぞお楽しみください。

キャラクター

書き下ろしSS

これは、
ajimita先生が描かれた、
第1巻のカバーイラストから
着想を得た物語。

──鎌倉の「あやかし屋敷」に
越してから一か月半。
大掃除に取り掛かった真琴の前に
突然現れたのは、
「千尋のファン」を名乗る、
小さな女の子のあやかし。

「あやかしに好かれない」千尋を、
好きだと言ってくれた
あやかしの登場に、
真琴は大喜びをするのですが……。

本編とはひと味ちがった、
あやかし屋敷の
日常の光景を描いた
書き下ろし短編
「私の『推し』?」

ごゆっくり、お楽しみください。

書き下ろしSSはこちら

レビュー

あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人

  • ずっとずっとずーっと続編を待ってました‼
    今回も胸が痛くなる場面や激しい戦闘シーンにハラハラしましたが、
    やっぱり最後は真琴と千尋さんの絆に胸が熱くなりました。

    人間とあやかしがほどよい距離感で寄り添って生活していて、
    「あやかし屋敷」はやっぱりすごく素敵です。

    いつかまやかし夫婦ではなく、
    本当の夫婦になる日を楽しみにしています!

    書店関係者

  • 契約夫婦であっても十分に想いあってる千尋さんと真琴ちゃん。
    穏やかに過ごしているはずが……⁉ 最後の方には手に汗握る展開が。

    この終わり方は続きがあると期待しちゃってもいいのでしょうか。

    真琴ちゃんのお料理のようにじっくり丁寧に育んでいく恋心と愛情。
    じれったくありながらも純粋無垢なお互いの気持ちを応援したくなるお話です。

    書店関係者

  • 続編待ってました!
    二人の優しい関係と空気感が大好きなので続編を読むことができてとても嬉しいです。
    特にシンさんの登場が嬉しいです。

    契約結婚をして、あやかし達とともに鎌倉で暮らす真琴と千尋。
    あやかしだけでなく、千尋さんの仕事関係の人が続々とやって来て
    「いつものように真琴さんとのんびり食べたい……」と呟く千尋さん。
    契約結婚という形だけれど二人なりの生活を築き、のんびり暮らしているのだなと伝わってきました。

    あやかし達との暮らしは決して平穏なものだけではないけれど、
    千尋さんの真琴を守るという約束は大切に守られています。
    これからも二人がたくさんの約束をしながら、暮らしていく姿をずっと見守りたいです。
    続編希望します!

    レビュアー

  • あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち

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    • 素敵です! 主人公達の初々しい恋模様と、
      ちょっぴり切ないあやかし達との心温まる物語。
      彼らは読む側もわたわたしてしまうほど恋愛が下手っぴで、
      そこがまた可愛くて、つい応援したくなります。
      人間とあやかしがそっと寄り添い生きる優しい物語。大好きです。
      二人が夫婦らしくなっていく様子をもっと見たい!

      書店関係者

    • ラストにまだ終わらないで!!と声が出た。
      これからの二人が気になり過ぎる。あやかし達の姿形に風景……
      頭の中で幻想的な世界が色彩豊かに広がり、
      想像力を刺激される温かい物語でした。
      続刊出ますよね?
      まだこの世界観に浸っていたいです。

      書店関係者

    • 読みながら何度も号泣しました!
      泣いたあとは胸がじんわり温かくなる、愛でいっぱいのお話です。
      同居から始まる夫婦があってもいい。
      時間をかけ、ゆっくり夫婦になっていく二人。
      ただし普通じゃないのは、二人とも人ならざるものが「視える」こと。
      視えるからこそ起こる様々な出来事によって、
      二人の絆はどんどん強くなっていくのです。

      古都鎌倉を舞台にしたこのお話には、鎌倉の名物、季節の風物詩も登場し、毎日の何気ない、ちょっとしたことが心からいとおしくなります。
      鎌倉野菜のお料理、どれもとっても美味しそうでした。
      今後も二人の強い絆で乗りこえていってほしいです。
      続編楽しみにしています!

      レビュアー

あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人

表紙
  • 著:住本優
  • 装画:ajimita
  • 発売日:2024年3月19日
  • 価格:803円(本体730円+税10%)

書店でのご予約はこちらの
予約票をご利用ください

注文書

あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち

表紙
  • 著:住本優
  • 装画:ajimita
  • 発売日:2022年3月19日
  • 価格:770円(本体700円+税10%)

書店でのご予約はこちらの
予約票をご利用ください

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