動画

ストーリー

好きになったら、
絶交
赤い糸を叩き切られた
「運命の」の行く末は――⁉

「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花たちばな颯太そうた
20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生ほうしょうまゆらは、
少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。
「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、
颯太にある提案をするのだが――。

能力を持ったためにずっと苦しんできたまゆらは、
運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、
運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。
いつ破綻してもおかしくないこの関係は、いったいどうなる⁉


『七度笑えば、恋の味』(小学館刊)で「日本おいしい小説大賞」を受賞!
今大注目の作家が贈る、花の香りの恋物語。

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登場人物

たちばな そうた 立花

大学2年生。青森・土手町の商店街にある「立花フラワーショップ」の長男。
子どもの頃から「運命の赤い糸で結ばれた相手」の存在を、なぜか信じており、
その相手が自分の前に現れてくれる日を、ずっと心待ちにしていた。

立花颯太 立花颯太
宝生まゆら 宝生まゆら

宝生ゆら ほうしょう まゆら

大学2年生。サラサラの黒髪とピンと伸びた背筋がとても印象的。
「自分と近しい関係の人の未来が見える」という特殊能力を持っている。
そんな彼女はどうやら、颯太が待ち続けていた「運命の恋人」らしいのだが……!?

住谷杏里 すみたに あんり

大学2年生。奇抜なファッションを好んで着こなす、バンド系少女。
同じバンド仲間の彼氏に出会ってから、本当の自分を出せるようになったのだとか。
くったくのない性格で、まゆらの「初めての女の子の親友」になる。

佐々木サブロー ささき さぶろう

大学2年生。颯太の幼なじみで親友。服装はだらしなくサンダル履きで通学しているが、
ビジュアルがあり得ないほど美しく整っているため、常に周囲の人間の注目を浴びている。
親友の恋路を応援する彼にも、実は昔から片想いの相手がいて……。

書き下ろしSS

「これからちょっと、二人で抜けない?」
とんでもなく美しいビジュアルを持つ男が、こんな言葉を放つとき、
そこにはいったいどんな意図が――⁉

今日、親友を運命の恋に落とすために ―佐々木サブローの誤算―

たっぷりとお楽しみください…♪

ストーリー

レビュー

「今年一番可愛いヒロイン!」
「これが可愛すぎてつらいという感情!?」
全国から”胸キュン”レビューが
続々到着!!

2人が近づいていく様子がとても微笑ましく、『名前で呼んでいいよね。親友だから』のセリフにキュンとして、『あの夜―――今まで一番、悲しかった』 に切なさが込み上げてきて涙しました。
二人の関係が変化していく様子や心境にスパイスを加えるようなたくさんの花言葉。
甘酸っぱい運命の相手との恋に、私の心にもたくさんの花が咲きました。
恋を諦めたくない時に読みたくなる1冊です。

書店関係者

「運命の赤い糸」、私は信じます!真っ直ぐで、焦ったくて、胸キュンが止まらない!
運命のラブストーリーに、最高に幸せな気持ちになりました!
主人公の颯太と一緒に一喜一憂しながら読むのが、めちゃくちゃ楽しかったです。
颯太の家族や友達や周りの人達、みんながみんな優しくて、だから颯太も良い子なんだなぁとぽかぽかしました。
そしてなんと言っても、予知能力を持つまゆらちゃんが、一生懸命で良い子で可愛いすぎます…!
これが可愛すぎてつらいという感情でしょうか!?
まゆらちゃんの発言や行動にドキドキさせられっぱなしでした。
度々登場する花言葉もとてもいいですね。
自分では口にする事の出来ない言葉もお花でなら伝えられる…。
そこもまたロマンチックでした。
これから先の2人の未来が、すごくすごく楽しみです! 末永くお幸せに…!
素敵な作品をありがとうございました!

書店関係者

「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて来た立花颯太がついに出会った運命の相手・宝生まゆら。
まゆらは予知能力を持つ少女だった。
恋する気持ちが溢れ出しているのにも気付かず、「あなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらが可愛くて可愛くてたまりませんでした。
今年一番可愛いヒロインはまゆらに決まりでしょう!
予知能力により苦しみながら生きてきたまゆらが、自分が見た未来を受け入れるのではなく、必死に自分の未来を変えようと努力する姿もとても好きです。
そして颯太のまゆらへの思いは、自分の思いを優先せずに彼女を思うからこその優しさを感じきゅんとします。 手の届く範囲の半径50cmにいる人達を心から思い大切にする颯太、その半径50cmに入ろうとしないまゆら。
2人の距離は章ごとにつけられた花の花言葉と共に変化していきます。
この「運命の赤い糸」で出会った2人の思いが叶い、2人の思いにぴったりな花が咲いてほしいと応援したくなる素敵な物語です。

レビュアー

運命の赤い糸って。 運命だからじゃなく、自分の力で運命は切り開いていくもの、力強く、でも優しさを忘れずに頑張る姿がとてもいい。 キュンキュンするのって、いいよね。 恋してる人も、両想いの人も、恋に臆病な人も、みんなに読んで欲しい、恋って素敵だなって改めて感じて欲しい、そんなお話です。
恋を諦めたくない時に読みたくなる1冊です。

レビュアー

運命の赤い糸を夢見る颯太は、大学生になりようやくその相手と出会ったのだが……。
周囲からすると一目瞭然なのに、当人同士の自覚がイマイチなじれったさに、それぞれのツン具合、デレ具合がたまりません。
そして周囲の人々の優しさと、あの力の真意が色どりを添え極上に仕上がっています。
また色とりどりで華やかな花と花言葉がいいスパイスに。
運命の赤い糸の新解釈、極上ラブコメ。

書店関係者

今日、君と運命の恋に落ちないために

表紙
  • 著:古矢永塔子
  • 装画:セカイメグル
  • 発売日:2023年10月20日
  • 価格:781円(本体710円+税10%)

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